平成31年(2019年)3月会議 一般質問全文(仮)

 

 

○1番【米田一香君】 皆さん、おはようございます。議席番号1番、米田一香です。
町会区長会の皆様を初め傍聴席の皆様におかれましては、朝早くから議場に足をお運びいただき、ありがとうございます。
4年前にこの町政の場へと力強く送り出していただき、議員として皆様のお声を町へ届ける機会を賜りましたことは、私にとって大変な幸せでございました。
また、大好きなこの町のことを真剣に考え、多くの方と意見、議論を交わす機会を得ましたことも貴重な経験となりました。
地域の皆様方のお支えあってこそ、一意専心で取り組めました4年と心より感謝を申し上げます。
そして、川口克則町長初め執行部の皆様、職員の皆様には、生意気な意見や要望等に対しましても大きな懐で真摯にご対応いただきましたこと、また議員の先輩方には厳しく温かいご指導を賜りましたことを、この場をおかりして御礼申し上げます。
さて、私に賜りました4年16回の町政に対する一般質問の機会も本日が最後となりました。地域コミュニティや高齢者の皆様からお寄せいただいたご意見や疑問に加え、若い世代や女性、障害者の方など、まだまだ政治分野でマイノリティだと言われている視点からの質問を本日は全部で4つさせていただきます。
簡潔明瞭で前向きなお答えをいただけますようお願い申し上げ、早速、最初の質問に移ります。
1つ目は、内灘町防災コミュニティセンターほのぼの湯の利用促進と災害時の備えについてです。
平成31年度新年度予算案では、高齢者運転免許自主返納支援事業が改正されております。運転免許証を自主返納された65歳以上の方を対象に、町コミュニティバス券、サンセットカード商品券、北鉄グループ利用券に加えて、
ほのぼの湯利用券各5,000円の中から1万5,000円分を柔軟に選べる内容への変更となっております。
免許を返納するということは、本人のみならず、ご家族の生活にも影響を及ぼします。移動手段への影響だけではなく、運転ができるという自尊心の低下や外出意欲の減退など精神的な影響も考えられるため、移動手段の確保とあわせ、外出機会の提供が大切であると認識をいたしております。
以前より、ほのぼの湯の利用券を追加してほしいとのお声もお伺いしておりましたので、この改正により、自主的に免許を返納なさる方が憩いの場であるほのぼの湯の利用券を選択し利用できるということは、高齢者の外出支援として非常に有効と考えておりますし、また、ほのぼの湯の利用促進にもつながるものと期待をしております。
さて、すばらしい眺望と温泉、町の憩いの場であるほのぼの湯でございますが、私はより多くの皆様に親しんでいただきたい、利用していただきたいと思っております。ほのぼの湯の利用促進に向けた新年度の取り組み姿勢をお示しください。
○議長【恩道正博君】 川口町長。
〔町長 川口克則君 登壇〕
○町長【川口克則君】 ご質問にお答えいたします。
平成31年度当初予算案には、かねてから要望がございました手すりを増設する予算を計上しております。
また、免許証を返納された高齢者への支援内容にほのぼの湯の利用券を追加し、利用促進を図りたいと考えております。
なお、3月1日のほのぼの湯集客イベントとして行われました落語会は、多くの方にお集まりいただき、盛況でございました。
平成31年度も今回のようなイベントの開催について、指定管理者であります内灘町公共施設管理公社とも協力し、また、今ほど言われたとおり、すばらしい眺望でございます。3月の末には桜が満開になるといったすばらしい季節を迎えますので、ほのぼの湯の魅力向上に今後ともしっかりと努めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 ありがとうございます。しっかりと取り組んでいただきたいと思いますけれども。
ほのぼの湯では、町の財政状況を考えた上で料金が値上げとなったことに対して、これまでも多くの皆様がご理解を示してくださっております。
一方で、憩いの場として利用のしやすさに関しましてさまざまなご意見を伺っております。その中でも、大広間で一休みをしながら一日に何回か温泉に入ってゆっくりとほのぼの湯を楽しみたいという声が高齢者の皆様から多く寄せられております。きっと川口町長も何度かお耳にしているのではないかと存じますけれども、何とかこのようなご希望をかなえることはできないでしょうか。
1カ月フリーパスや、また1回の入場券で一日に複数回温泉に入ることができるようにしていただけないかと思いますけれども、町長、いかがでしょうか。
○議長【恩道正博君】 川口町長。
〔町長 川口克則君 登壇〕
○町長【川口克則君】 ご質問にお答えいたします。
平成29年4月のリニューアル前は、受付の奥で浴場と大広間が配置されていたため、入浴した利用者が大広間で休憩し、再度入浴することも可能となっておりました。
現施設は既存の大広間を利用して建設したことで、浴場の受付と大広間が分かれて配置されたことから再入浴者との区別が困難であったことや、利用者が大変多く館内が混雑していたこともあり、再入浴をご遠慮願ってきたところであります。
しかしながら、再入浴を望む利用者の声を多く聞いております。来月から再入浴が可能となるよう、現在、鋭意準備を進めているところでございます。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 町民の皆様の声を実際に実現していただけて、本当にうれしく思います。ありがとうございます。よろしくお願いします。
さて、先ほどの町長の1つ目の質問のお答えにもありましたけれども、ほのぼの湯に関しては完成当初から手すりを増設してほしいという声がございました。町にもその要望を私も伝えてまいりましたが、できないとずっと伺っておりました。
その際の説明として、浴槽の防水の構造上の理由で手すりの増設工事ができない旨の説明を受けておりましたけれども、新年度当初予算案では工事費用が計上されております。できないと伺っておりましたことが実施していただけるということで大変うれしい限りなのですけれども、なぜできないと言っていた工事が新年度にはできるようになったのでしょうか。利用されている皆様からの声を受けた当初から、本当にしっかりと調査をしていたのかという疑問が生じております。この予算計上に係る経緯についてご説明をお願いします。
○議長【恩道正博君】 上出勝浩福祉課長。
〔福祉課長 上出勝浩君 登壇〕
○福祉課長【上出勝浩君】 ただいまの質問にお答えします。
リニューアルオープン直後から手すり増設の要望が多かったため、設計士と協議を続けておりました。このたび、設計士から防水の効果を維持した上で手すりを設置する工事の案が示されたことによりまして、平成31年度当初予算案に工事費を計上したものであります。
ほのぼの湯につきましては、利用者の声に耳を傾けるとともに、安全・安心をモットーに、今後もサービスの向上と利用促進に努めてまいります。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 できないという答えをいただいた後も業者さんといろんなできる方法が何とかないかということを協議していただいていた、探していただいていたということで、大変うれしく思います。ありがとうございます。
それでは、次の質問でございますけれども、ほのぼの湯、内灘町防災コミュニティセンターは、町の防災拠点の一つでもあります。実際に避難所として活用されたこともありますけれども、1階の利用状況を教えてください。
より多くの皆様にこのような防災拠点が町内にあるということを知っていただくことが重要でございます。また、日ごろより訪れている親しみのある施設であれば、緊急時に利用する際にも不安や緊張も少しは軽減できるのではないかと考えております。これは、大人だけでなく、子供にとっても同様なのではないかと考えております。
防災会議室、防災研修室の利用を促進する試みとして、大人から子供まで普段より親しみある防災拠点となるよう、屋内への子供遊具を常設で設置してはいかがでしょうか、お願いいたします。
○議長【恩道正博君】 中川裕一総務課長。
〔総務課長 中川裕一君 登壇〕
○総務課長【中川裕一君】 ご質問にお答えいたします。
平成30年4月から先月までの11カ月で防災コミュニティセンターの利用件数及び人数につきましては、会議室で24件、295人、研修室で26件、721人、合計で50件、1,016人でございます。
また、防災コミュニティセンター内に子供用遊具を設置してはどうかとのご提案につきましては、施設の利用促進を図る上では有効であると認識しております一方、子供たちの安全をどのように確保するか、災害発生など緊急時の障害とならないかなど課題もあると考えております。今後、検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 今ほど災害時に避難所での妨げにならないか――遊具に関しましてですけれども――といった答弁もいただきましたが、実際に避難所で子供が避難した際に、子供もやはりストレスがたまるということがこれまでの避難所運営で示されておりますので、子供にとっても避難所生活というのは大人以上にストレスがかかるものでございますので、妨げといいますか、やはり避難所にあってしかるべきものだという認識を持っていただいて、今後も検討していただけたらなと思います。よろしくお願いいたします。
それでは次に、平成29年12月に緊急時や災害時に断水が発生した場合の町の応急給水活動の流れを確認させていただき、加圧ポンプなどの設備を装備した給水タンク車の導入とあわせまして、町内の給水拠点や各避難所に対する給水タンクの充実を図る必要性について質問をさせていただきました。
町では、給水タンクの設置の必要性について十分認識しており、今後、先進事例を参考に検討する旨のお答えをいただきましたが、その後どのような検討がなされたのでしょうか。
各地区の自主防災組織に委ねるとの検討が内部でなされたとも耳にしましたけれども、各自主防災組織にその旨は伝えたのでしょうか。
今後、町としては各避難所に給水タンクは設置しない方針なのでしょうか。
また、内灘町防災コミュニティセンターを含む防災拠点での対応、福祉避難所での対応はどのように考えているのでしょうか、あわせてお答えください。
○議長【恩道正博君】 中川総務課長。
〔総務課長 中川裕一君 登壇〕
○総務課長【中川裕一君】 ご質問にお答えします。
平成29年12月会議におきまして、ご提案のありました給水タンクの設置につきましては、さまざまな検討を重ねてまいりましたが、結論に至っていないことから、各地区自主防災組織に対し説明はしておりません。
しかしながら、防災資機材整備費補助金が今年度で終了するに当たり、防災備品全般において申請漏れがないかの確認を各自主防災組織に対し要請しております。
なお、給水タンクにつきましては、1基当たりの購入費が約36万円と高額であることから、今後、各地区自主防災組織とも協議を重ね、必要に応じ福祉避難所を含む各避難所に計画的に配置をしてまいりたいと考えております。
以上であります。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 給水タンクの適正な設置というのを今後も検討して実施していっていただきたいなと思います。
今議会に提出された議案の今年度補正予算で、今ほどの答弁にもございました防災資機材整備費補助金が、補助額が上限10万円に満たなかった地区が8地区あったとのことで減額されており、また新年度予算案ではこちらの補助金が計上されておりません。
災害時の備えに関して地域自主防災組織主導で資機材等の整備を求めるのであれば、このような補助金をなくすということは町としていかがかなと思うんですけれども、むしろ防災の意識を高めて、緊急時に備えるために安心・安全のまちづくりを力強く進める川口町長ならば、増額の計上をしていてもおかしくないんじゃないかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。
また、今年度までとするこちらの防災資機材整備費補助金の要綱が今年度までとするという要綱であったのならば、そちらを改定し、期限を延ばすということは検討できなかったのでしょうか。
さらに、各地区防災組織に対して補助金ということでございますけれども、人口の多いところでは人口に見合った数の資機材の整備の必要性がございます。補正予算の状況から、資機材の十分な確保がもう既にできている地区、まだ不十分な地域、地区があるのであれば、他地域から申請が少ない場合には不十分な地域が積極的に防災資機材の整備に取り組めるように柔軟に補助金を活用して町全体の防災資機材を充足できるような要綱に変更することはできないでしょうか。
新年度予算でのこの補助金廃止に対する町長の見解と、今ほどご答弁いただいた中にも少し方向性についてはあったんですけれども、今後の方向性についてもう一度お聞かせ願います。
○議長【恩道正博君】 中川総務課長。
〔総務課長 中川裕一君 登壇〕
○総務課長【中川裕一君】 ご質問にお答えいたします。
防災資機材整備費補助金につきましては、平成9年度に開始し、以後、補助期間の延長を繰り返してまいりました。
現在の交付要綱は、地域の自主防災組織と協議した結果、平成29年度から平成30年度までの2年間限りとして延長したものでございますが、地域の防災体制のさらなる強化を図る観点から、補助制度の再延長も含め、再度、自主防災組織と協議してまいりたいと考えております。
以上であります。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 要綱の見直しを進めていただければと思います。新しい要綱をつくっていただいても結構ですし、増額していただいたりとか、地域の声を聞いていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、2つ目の質問、内灘町障害者福祉計画とNet119緊急通報システムについての質問に移ります。
平成30年3月に策定された内灘町障害者計画2018は、「互いに支え合い、助け合う 心豊かで思いやりのあるまち 内灘をめざして」を基本理念に、障害のある方が地域で安心して自立した生活を送ることができるよう、地域生活を支えるサービス、支援の充実や就労支援の強化、総合的な相談支援体制の構築を推進するものです。
これを踏まえ、平成30年6月会議で、「誰もが安心して自分らしく暮らし続けられる住みよいまちの実現」に向けた政策の展開として、障害をお持ちの方の生活環境の整備や情報収集の機会の確保を求めましたところ、「ハード面とソフト面の整備は既存のサービスやニーズ調査を踏まえ、町自立支援協議会や関係機関と協議し推進していきたい」、また、「必要な情報を必要なときに提供できる機会の確保に努める」とお答えをいただきました。
まず、この障害者福祉計画策定時のパブリックコメントの数は何件、どういった内容のものがあったのでしょうか、教えてください。
○議長【恩道正博君】 瀬戸博行町民福祉部長。
〔町民福祉部長 瀬戸博行君 登壇〕
○町民福祉部長【瀬戸博行君】 質問にお答えいたします。
計画策定時にパブリックコメントを通じまして町民の皆様にご意見を募集いたしましたが、寄せられた意見はございませんでした。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 ないということですけれども、例えば手話を言語として使用している方であれば、書面での文章を理解しがたいといった方もおられます。また、目の不自由な方であれば書面のみでは伝わりません。そのほかにも、現状のパブリックコメントの集め方、方法では、障害者の方に配慮した情報提供とは言いがたい状況です。また、この計画策定時に実施されたアンケート調査に関しても同様で、調査の実施方法、様式によって答えられない方もいるということをいま一度認識していただき、今後は配慮をお願いしたいと思います。
このことを踏まえまして、今後、町から計画策定時の調査やパブリックコメントの募集、また各種計画や事業のお知らせなど情報提供の方法をいま一度検討していただきたいと思います、がいかがでしょうか。
○議長【恩道正博君】 瀬戸部長。
〔町民福祉部長 瀬戸博行君 登壇〕
○町民福祉部長【瀬戸博行君】 お答えいたします。
聴覚障害者につきましては、一般的にホームページや各種印刷物を見ることで情報を入手できますが、高齢の方の中には文章だけでは内容を理解できない方もおいでます。そういった方々への情報提供につきましては、手話による方法となります。
現在、町では、毎週水曜日に手話サロンを開設し、町職員の手話通訳士が聴覚障害者の各種手続や相談に応じておりますので、そのような機会を活用し、情報提供に努めてまいりたいと考えております。
一方、視覚障害者につきましては、音声による情報提供が有効であり、町はこれまで音声読み上げソフト等を給付した上でホームページによる情報提供を行うとともに、印刷物については声のボランティアの皆様に町広報や町議会だよりの音声データの作成を行っていただいているところであります。
いずれにいたしましても、聴覚や視覚に障害のある方々への計画策定時の調査やパブリックコメントの募集などの情報提供の方法につきましては、他市町の状況等を調査研究してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 よろしくお願いいたします。
今ほど部長さんの答弁にもありましたけれども、障がいのある方が情報を得る機会の提供に取り組んでいらっしゃる声のボランティアさんは、広報うちなだや議会だよりなどを音声にして目の不自由な方にお届けされています。その活動に感謝申し上げ、次のNet119緊急通報システムの質問に移ります。
このシステムは、音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害のある方が、消防への通報を円滑に行うことを可能にするシステムで、平成30年12月に消防庁が公表したNet119緊急通報システムの導入状況は平成30年6月時点で全国728の消防本部のうち142本部で既に導入されており、早期導入を求める事務連絡がなされたとのことでした。このシステムの概要と必要性の認識をお示しください。
○議長【恩道正博君】 水野博幸消防長。
〔消防長 水野博幸君 登壇〕
○消防長【水野博幸君】 ご質問にお答えします。
議員の言われたとおり、Net119緊急通報システムは、聴覚や言語機能に障害のある方々が火災や救急などの緊急時に日本全国、場所を問わず、インターネットと接続できるスマートフォンなどを利用して119番通報を行えるシステムです。
一般的に障害のある方からの通報は意思の疎通が困難であり、出動のおくれにより被害の拡大や病気などの重症度にも影響いたします。
現在、消防本部では、これらを踏まえ専用の緊急通報用紙を配布して、自宅ファクスからの通報にて対応しているところであります。
しかしながら、外出先での対応ができないのが現状であり、今後は通報に迅速に対応するため、本システムの導入が必要であると認識しております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 このNet119緊急通報システムは、石川県内では既に7市町で導入されております。既に導入済みのお隣の金沢市では、金沢市に住んでおられて事前に登録をされていれば、金沢市、内灘町、津幡町、かほく市からこのシステムを利用し、通報が可能だというふうに聞いております。
しかし、当町のように導入されていない自治体に住んでいれば事前に登録ができないので、当町内はもちろん、たとえシステムが整っている地域に行かれて緊急通報しなくてはならない状況にあったとしてもかないません。それぞれの自治体が早期にシステムを導入し、必要な方が登録できる環境を整えるべきであり、当町でも早急な導入を求めます。
また、県内9市町では、平成32年度までに導入予定だと伺っておりますが、通報システムは広域的に早急な取り組みが必要なことを踏まえますと、本来なら県や国で積極的な導入支援をしていただきたいところでもございますので、ぜひ河北郡市一丸となって、また県内での導入予定の市町と一緒に、ぜひ県に対して早期導入に向けた支援を求めていただきたいと思います。今後の計画をお示しください。
○議長【恩道正博君】 水野消防長。
〔消防長 水野博幸君 登壇〕
○消防長【水野博幸君】 それでは、ご質問にお答えします。
国においては、障害者基本計画において平成32年度までに全ての消防本部でのNet119緊急通報システムの導入を目標として掲げています。
本町においても、平成32年度までの導入に向け、近隣市町との共同導入を含め、前向きに検討してまいります。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 よろしくお願いいたします。
では、次の質問、子供たちの安心・安全と子育て支援の質問に移ります。
天皇陛下のご退位と皇太子殿下のご即位を控え、もうすぐ平成の時代から新しい時代への幕開けを迎えます。皇太子殿下がご即位なさる5月1日がことし、祝日となることに伴い、祝日法の規定により、4月27日から5月6日までがゴールデンウイーク、10連休となります。
とりわけ、サービス業では連勤が余儀なくされ、休日保育のニーズは高いかと思いますし、国も地域の実情に応じた保育を確保するために、10連休に限り補助を加算する制度を創設し、各自治体に対してニーズ調査、事業者受入数の拡大、住民への情報提供を要請しているとのことですが、町内の保育施設での対応はどのようになっているのでしょうか。
また、町立保育所でも休日保育を実施していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
実施していただける場合、新年度に入ってすぐのこととなりますが、希望の把握や職員の調整などの対応はどのようにお考えでしょうか。職員確保についても心配いたしております。
一方、保育職員の十分な休日の確保、連休の取得にも配慮をいただきたいと思います。あわせてお答えください。
○議長【恩道正博君】 川口克則町長。
〔町長 川口克則君 登壇〕
○町長【川口克則君】 ご質問にお答えいたします。
町内には9カ所の保育施設等がありますが、その全てが4月27日土曜日は通常どおり開所する予定でございます。
また、28日以降のゴールデンウイーク期間中は、休日保育を実施している私立保育園5カ所と町立保育所1カ所において受け入れを行う予定でございます。
町立保育所では、向粟崎保育所において通常通り休日保育を実施する予定です。
なお、北部保育所では、通常時においても休日保育を実施していないため、ゴールデンウイーク期間中については、希望があれば向粟崎保育所において受け入れしたいと考えております。
また、希望調査につきましては、保育所だよりなどにより、保護者の皆様に周知し、利用人数を取りまとめた上で、必要に応じて職員の配置を行っていきたいと考えております。
保育職員につきましては、開所していない北部保育所に勤務する職員を活用することで確保できるものと考えております。
また、職員の休日取得にも十分配慮しながら、必要最小限の職員配置となるよう調整したいと考えております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 安心しております。よろしくお願いいたします。
次に、学童保育は過去にゴールデンウイーク、休日に実施したことはございますでしょうか、教えてください。
○議長【恩道正博君】 上島恵美町民福祉部担当部長。
〔町民福祉部担当部長 上島恵美君 登壇〕
○町民福祉部担当部長【上島恵美君】 学童保育クラブにつきましては、これまでゴールデンウイーク中に実施したことはございません。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 4月は、特に1年生にとっては入学してすぐ、まだなれていない時期であります。学校は休みでも保護者が仕事ということは十分あり得ます。長時間、また何日も自宅で子供だけで過ごすというのは、子供にとっては不安であり、保護者にとっては心配なのではないでしょうか。
新年度のゴールデンウイークは10連休と長期であることも踏まえますと、学童保育の開設が必要ではないでしょうか。
小学校の保護者や来年度入学予定の子供の保護者に広く声を聞いてはいかがでしょうか。
そして、町内でも少数でも学童保育のニーズがあれば、よりきめ細やかな子育て支援のためにも、最低1カ所でも学童保育を開設をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長【恩道正博君】 上島担当部長。
〔町民福祉部担当部長 上島恵美君 登壇〕
○町民福祉部担当部長【上島恵美君】 保護者会等を通じて、保護者の皆様のご意見をお聞きしながら、希望があれば必要に応じて開設したいと考えております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 さて、新年度予算には、総合公園整備事業ではサッカー競技場放水路側の広場への芝生の敷設やプール裏の駐車場の整備、公園整備事業ではアカシアや鶴ケ丘での公園遊具の更新、おおどおりパークなどの園路舗装改修工事などが計上されております。公園の維持管理には、地域の皆様にも清掃や除草などをご協力いただきながら、町も適正な管理にしっかりと努めていることを承知いたしております。
ところで、地元向粟崎では、少年の家に隣接する広場など公園の芝生敷設の要望がありました。ほかの地区でも以前より要望があると伺っております。予算との兼ね合いや整備後の芝生の管理に関する地域との協議もあるかと思いますが、ぜひ前向きに整備に取り組んでいただきたいと思います。
子供たちの学びの場、活動の場、また町民の憩いの場としての公園の整備に関する基本的な考えをお示しください。
○議長【恩道正博君】 上前浩和都市建設担当課長。
〔都市建設担当課長 上前浩和君 登壇〕
○都市建設担当課長【上前浩和君】 ご質問にお答えいたします。
町では、町民が常日ごろ、気軽に利用する身近な公園や町民が散歩や運動などさまざまな目的で利用する総合公園を都市公園法の規定に基づき計画的に配置、整備しております。
このうち、身近な公園につきましては、地区の祭りなどにも利用されることから、地元住民が協力し、みずからの手で整備、管理することによって、愛着を持って長く大事にされるものと考えており、芝生の整備につきましても住民みずからが芝生を敷き並べ、その後の維持管理も住民みずからが行うことが適当であると考えております。
したがいまして、地元町会の維持管理の体制が整った段階で前向きに検討してまいりたいと考えます。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 地元の皆さんの思いと、そして体制が整ったら前向きに実施していただけるということで、心強く思っております。
さて、総合公園の海賊船と並んで恐竜公園は、6メートルの恐竜がインパクトがあり、町を代表するメジャーな公園でございます。また、毎年5月に開催されておりますアカシアロマンチック祭では恐竜公園も会場となっており、多くの町民の皆様にとって親しみ深い公園なのではないでしょうか。
平成8年の整備当時、恐竜は「古代」を、時計台のモニュメントは「現代」と「未来」をイメージして設置したもので、過去から未来へと末永い内灘町の発展と町民の幸せを願う思いを込めた公園です。これからの新しい時代にこの町を担っていく子供たちにも、この公園を通して思いをつなげていきたいと思います。
新年度予算には、ハマナス恐竜公園の園路舗装整備費用も計上されており、これまでも町は遊具の修繕によって安全な管理体制が整っておりますけれども、町内における公園の遊具の安全に関する基準も踏まえますと、今後、ハマナス恐竜公園の遊具入れかえも含めた大型改修の実施が必要ではないでしょうか。今後の整備方針はいかがお考えでしょうか。
○議長【恩道正博君】 上前担当課長。
〔都市建設担当課長 上前浩和君 登壇〕
○都市建設担当課長【上前浩和君】 お答えいたします。
ハマナス恐竜公園につきましては、定期的な点検により安全性は確保されているものの、供用開始から22年が経過し、老朽化が進み、議員ご指摘のとおり、大規模な改修が必要となる時期も迫っているものと考えております。
今後、どのような施設改修が可能か、国の交付金などの活用も含め、調査、検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 過去から未来へ新しい時代へとしっかりとつなげていただき、前向きに検討を進めていただきたいと思います。
整備当時にも担当されていたと伺っております田中部長さんにもしっかりと部署内で前向きに検討を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
最後に、4つ目の質問、多様性を尊重し人間の尊厳を保障する社会の実現に向けてに移ります。
まず、多様性を尊重する社会の実現、特にLGBTQ▲+▲などの性的マイノリティの方への理解や配慮を含めた支援に対する町の基本的な認識をお聞かせください。
○議長【恩道正博君】 福島誠一住民課長。
〔住民課長 福島誠一君 登壇〕
○住民課長【福島誠一君】 お答えいたします。
本町では、全ての人権を尊重し、多様性を認め、偏見や差別のない社会を構築する必要があると考えております。
性的マイノリティの方々への理解及び配慮については人権課題の一つでありまして、性自認や性的指向、そういうものを理由に不当な差別を受けることがないよう、人権擁護委員による相談会やキャンペーン等を通じまして啓発に努めているところでございます。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 次に、町に対し、これまで性的マイノリティの方々から相談や要望があったかどうかを教えてください。
人権に関する問題でありますが、町ではどのように実態を把握されているのでしょうか。相談窓口もあわせてお答えください。
また、暮らしに身近な町でも相談体制を整えておく必要があるかと思います。町職員の皆様は人権啓発の研修は実施されているかと思いますけれども、その中にこういった性的マイノリティの方への理解や配慮といった内容は含まれておりますでしょうか、教えてください。
○議長【恩道正博君】 福島課長。
〔住民課長 福島誠一君 登壇〕
○住民課長【福島誠一君】 前段の部分についてお答えをいたします。
人権擁護に関する相談総合窓口は、住民課でいたしております。
相談ですけれども、これまでに性的マイノリティの方々からご相談やご要望を受けたことはございませんので、実際にどのような問題があるのか等については、その実態についてはまだ把握をしておりません。
○議長【恩道正博君】 中川総務課長。
〔総務課長 中川裕一君 登壇〕
○総務課長【中川裕一君】 町職員に対する研修の関係のご質問にお答えいたします。
町職員の研修については、自治体職員を対象に石川県市町村職員研修所で行われている研修の中で、石川県人権推進室職員による人権問題の講義があり、その中で性的マイノリティについての研修を受けております。また、ハラスメントの講義でも、人権問題、多様性の尊重についての研修を受けております。
ご指摘のとおり、性的マイノリティに対する不当な差別や偏見はあってはならないことです。多様性が尊重され、全ての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、誰もが生き生きとして人生を享受できる社会を実現するため、職員が人権問題をより深く理解し、適切な相談対応や問題解決に結びつくよう、積極的に研修へ参加し、人材の育成に取り組んでまいりたいと存じます。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 全国では性的マイノリティの方への理解を深めるために議員や職員を対象に研修を実施し、受講者にマークや虹などが記載されたバッジを配付する取り組みを実施している自治体がございます。
先般、当議会、私たち議員もセクハラ、パワハラに対するハラスメントの研修会を実施したところで知識を深めているところでございます。
こういった知識を深めた職員をふやし、当事者が相談またはカミングアウトしやすい環境づくりを進める目的で実施しております研修ですけれども、こういったことをもっと積極的に取り組んでいただきたいと思います。
また、千葉県船橋市では実際に職員にアンケートを実施しましたところ、2人に1人が性的少数者に対して窓口で適切に対応できるかという問いに対し、「余りできない」「できない」と答えでおり、ガイドライン作成の必要性を受けまして、今年度末までの作成に取り組んでいるようです。
このように、全国では窓口対応に当たる職員向けに配慮をまとめた手引書の作成、各種提出書類への性別記入欄の見直しや、研修や啓発といった環境づくりが進められております。当町でもこのような取り組みが必要だと考えますが、どのように考えておりますか。調査や研修、啓発、手引書の作成、書類の性別記入欄の見直しなど具体的に今後の取り組み姿勢をお示しください。
○議長【恩道正博君】 中川総務課長。
〔総務課長 中川裕一君 登壇〕
○総務課長【中川裕一君】 ご質問にお答えいたします。
今ほどの質問に関しましては、先ほども答弁させていただきましたとおりに、職員が人権問題をより深く理解して、適切な相談対応や問題解決に結びつくように積極的に研修へ参加して、人材育成に取り組んでいきたいと考えております。
以上であります。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 調査とか手引書の作成に関しても答弁いただきたかったんですけれども、どうでしょうか。
○議長【恩道正博君】 中川総務課長。
〔総務課長 中川裕一君 登壇〕
○総務課長【中川裕一君】 失礼しました。
今後検討していきたいと考えております。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 では、教育現場での対応として、小学校、中学校での性的マイノリティの方への理解や配慮のための取り組み、支援体制はどのようになっていますか。相談件数、把握状況、児童生徒への啓発、教職員向けの研修の実施状況についてお答えください。
また、学校ではトイレや更衣室、制服などの配慮はどのようになされているでしょうか。今後、配慮を求める声があった場合はどのように対応していくのか、お考えをお示しください。
○議長【恩道正博君】 上出教育部長。
〔教育部長 上出功君 登壇〕
○教育部長【上出功君】 ご質問にお答えいたします。
性的マイノリティの方々への教育現場での対応につきましては、平成28年文部科学省通知「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細やかな対応等の実施について」に基づいて各学校が対応することとしております。
実際の相談件数や把握状況につきましてはこの場では差し控えますが、一般論として性的マイノリティに係る生徒には、他の生徒への配慮もしながら支援していくことが大切であると考えております。
なお、児童生徒への啓発、教職員向けの研修につきましては、今後、実施に向けて検討していく必要があると認識しております。
それから、トイレや更衣室、制服などの配慮についての質問ですけれども、現時点では、具体的にトイレや更衣室については多目的トイレや会議室を使用するなどの対応が必要であると考えております。制服等については、本人と保護者の意向も含めて相談していくべきと考えております。いずれにいたしましても丁寧な対応が必要と考えております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 今後もきめ細やかな対応をお願いいたします。
では、町営住宅、町内の県営住宅には同性パートナーの場合は入居は可能なのでしょうか。現状どのような対応となるのか、教えてください。
○議長【恩道正博君】 銭丸弘樹都市建設課長。
〔都市建設課長 銭丸弘樹君 登壇〕
○都市建設課長【銭丸弘樹君】 ご質問にお答えいたします。
内灘町町営住宅条例上の入居資格は、老人など単身入居ができる方を除き、現に同居されている親族、または同居しようとする親族があることとなっております。
また、婚姻の届け出をしない事実上の婚姻関係と同様の事情にある者及び婚姻の予定者については、同居親族があると判断し、入居資格を有することになります。
しかしながら、同性パートナーにつきましては同居人であり、同居の親族とは判断できないことから入居資格はございません。
なお、県営住宅条例の入居資格も町と同様の規定となっております。
以上でございます。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 多様性を認めて、誰もが安心して暮らせるためには、同性のパートナーに対しても法的な家族としての保障が必要だという声がございます。全国の自治体から同性パートナーを公的に認証する制度が広がりつつあります。当町でも条例制定も視野に、同性パートナーシップ制度を導入できないでしょうか、お答えください。
○議長【恩道正博君】 福島課長。
〔住民課長 福島誠一君 登壇〕
○住民課長【福島誠一君】 ご質問にお答えいたします。
同性パートナーシップ制度には、直接的な法的効力はないものの、社会に与える効果は大きく、同性カップルを事実上の家族として扱う動きが国内でも広がりつつあります。
ただ、当町におきましては、現在のところ、同性パートナーシップ制度を導入する予定はございません。
ですが、性的マイノリティの方々に対する理解が深められるよう、今後も啓発に努めてまいる所存でございます。
以上です。
○議長【恩道正博君】 米田議員。
○1番【米田一香君】 残念ながら、今はまだパートナーシップ制度を導入する予定はないということでございますけれども、今後も自分自身もそうですし、皆さんで認識を高めて、優しいまちづくりができればなと思います。
内灘町が多様性を尊重し、人間の尊厳を保障する地域社会となりますよう、今後、ますますの発展を心から願い、私の1期目最後の一般質問を終わります。
ありがとうございました。